傷害保険と対人賠償保険の違い

傷害保険はケガという結果があれば保険対象、賠償保険は加害者過失に起因するケガが必須条件

「傷害保険とは」
保険対象者が保険対象事故でケガされ、医療機関で治療を受けたという事実に基づき保険金が支払われます。

・ケガという結果が保険条件に該当するかにより判断されます
支払われる保険金は、治療費/通院費等の実費用ではなく、契約時に決めた死亡保険金、入院保険日額、通院保険日額による定額支払となります。

<家族傷害保険契約 例>
保険対象者:本人および配偶者または同居の親族(家族)
保険対象事故:国内外24時間の偶然な外来性の事故によるケガ

<施設入場者傷害保険契約 例>
保険対象者:特定施設内入場中の者
保険対象事故:特定施設内で起きた偶然な外来性の事故によるケガ
「対人賠償保険とは」
保険対象加害者の過失により、他人にケガを負わせた事実に基づき法律上の損害賠償金が被害者に支払われます。
突保険対象加害者と被害者の間で示談が必要です。

・原因が加害者の過失であること、その過失に起因して相手がケガしたかの判断となります
支払われる損害賠償保険金は、治療費/通院費/休業損害/慰謝料等の損害実費となります。

<個人賠償責任保険>
保険対象者:本人および配偶者または同居の親族(家族)
保険対象事故:国内外24時間の保険対象者の過失に起因する事故による他人のケガ

<自動車保険 対人賠償保険 例>
保険対象者:運転者/所有者および運行支配者
保険対象事故:自動車の運行や管理に起因する事故による他人のケガ